『デイホーム土屋たいわ BLOG』姫ウズラを育てよう!

『デイホーム土屋たいわ』姫ウズラを育てよう!

デイホーム土屋たいわでは、動物や植物とのふれあいを多くしています。

セラピー犬の”こめ”

まず、セラピー犬の”こめ”。チワワとトイプードルのミックス犬ですが、人懐っこく、毛も抜けないので、安心して抱っこできます。

気づくといつも誰かのお膝にのっています。
犬が苦手な方もいらっしゃるので、最近は、犬が大丈夫な利用者さんだけの時に、出勤しています。

ハリネズミも時々出勤!

また、ドライバーさんが飼っているハリネズミも時々出勤します。

とってもとってもかわいらしいお顔をしています。
大人になると棘が痛いので、専用のグローブをして抱っこします。

先日、子どものハリネズミ君も登場。
淡い色でこれまたとってもかわいい。
棘は痛いけれど、グローブなしでもなんとか抱っこできました。

他にも、メダカ(卵をふ化させて少しずつ増えています。)やエビ。金魚もいます。

畑を耕したり、苗を植えたり、収穫したり、たいわはいつも大忙し!

玄関先もチューリップの球根を植えたり、ラベンダーも種から育てたり。季節を感じてほしいと、金木犀も植えられています。
そしてなんといっても、田んぼ一反分にもなる大きな畑があります。

夏はひまわり畑、春は菜の花畑(になる予定)
今までに収穫できた野菜は、ジャガイモ、ゴーヤ、インゲン、きゅうり、ナス、トマト、シソ、ピーマン、シシトウ、落花生、枝豆、かぼちゃ、サツマイモ、オクラ、ネギなどなど。

畑を耕したり、苗を植えたり、収穫したり、たいわはいつも大忙しです。

そんな中、また新しい”たいわプロジェクト”が誕生しました。
”姫ウズラを育てよう” です。

新しいたいわプロジェクト”姫ウズラを育てよう”

よく、スーパーのウズラをふ卵器に入れて育てたら、本当にウズラが孵った!と聞くので、それをやってみたくなったのです。

「大丈夫なんですか?」という声はあがったものの、「やろうやろう!」というスタッフの声が大きくなったところで、「よし、やっぱりやろう。」と決心。

調べたら、ふ卵器も安く手に入れることができるようです。
じゃあ卵はどうしようかなぁ、と調べたところ、「姫ウズラ」という日本のうずらよりずっと小さいウズラの卵が手に入ることが分かり、さっそく注文してみました。

「姫ウズラ」の卵をふ卵器へ!

小さな小さな卵が7つ届きました。
さっそくふ卵器に入れてみました。
転卵と加湿が必要なようです。

転卵はふ卵器が4時間ごとに自動でやってくれました。加湿は、ふ卵器の真ん中に水を入れるところがあり、毎日そこに水を入れます。
温度設定は38度です。

約17日で孵化するとのことです。カレンダーにさっそく書き込みます。なんと孵化予定日は私の誕生日の日ではありませんか。

誕生日であることは誰にも告げないつもりでしたが、「私の誕生日と一緒だ!」と思わず、声を発してしまいました。
転卵は4日前にとめ、様子を見ることにしました。

その間に、送迎ドライバーさんが、なんと姫ウズラの小屋を作ってくれました!これは本当に楽しみです。

トラブル発生!?

いよいよ孵化間近か?といったところで、トラブルが発生します。
「ガッコーン」大きな音が聞こえてきました。どうやら、利用者さんが間違えてふ卵器がのっているテーブルの脚を蹴ってしまった模様・・。

転卵を止めて様子を見ているときに、なんということでしょう・・。
トラブルはつきものですね。
このまま様子を見ることにしました。

「姫ウズラ」の卵をふ卵器へ!

次の日、卵の殻に穴が開いているのを見つけます。

みんなで、いよいよ生まれるかも、と大騒ぎ。
ただ、よく見ると、昨日ぶつかってしまった時の衝撃の傷にも見え、不安は募るばかりでした。

いよいよ孵化予定日を迎えます。
そうです。私の誕生日です。

穴が増えているような、増えていないような・・。
卵が大きくなったような、そうでないような・・。

孵化するところを何とか見たい私は、このまま泊まって卵を見続けようかと迷いましたが、帰宅することにしました。

次の日の早朝・・・

次の日の早朝、スタッフから「生まれてるよー」と連絡が入りました。
一番に見れなかったことを悔しがりながらも、動画を見入りました。

かわいい!!!!!

そうこうしているうちに、2匹目の孵化が始まりました。
こちらは動画にとってくれました。

姫ウズラのヒナは生まれるとすぐに歩き始めるのです。
ただ、すぐに歩けず、足を引きずる子も。
心配しましたが、次の日にはぴょんぴょん飛び回っていました。

その日は4匹生まれ、次の日は1匹生まれました。
殻をくちばしで割ったものの、そこから出てこれない子もいて、どこで手を貸すか非常に悩みました。
しばらく様子を見て、このままだと干からびちゃうかも、と残り2匹は殻を外してあげました。
結果的に、5匹とも元気です。

残り2個ですが、卵をライトで照らすと中の様子が見れると知り、みんなでスマホのライトで照らしてみました。

すると、成長が途中で止まってしまった子とおそらく無精卵の卵で成長していない卵であることがわかりました。
残念ですが、花壇に埋めてあげました。

5匹がふ卵し、元気に成長!

さて、生まれた5匹は、しばらくふ卵器の中に餌とお水を入れて、過ごしました。
温度変化に弱いそうで、何日かは38度設定のまま過ごしました。

餌は自分ですぐに食べるんですよー。鳴き声も小さな声で「ピヨピヨ」言って、本当にかわいい。

1週間過ぎてから徐々に温度を下げ、温度が下がっても大丈夫なことを確認してから、ドライバーさんが作ってくれた鳥小屋へ引越ししました。
ペット用ヒーターを入れているので、24度程度です。

5匹はとてもうれしそうです。
そうこうしているうちに2匹が引き取られ、また1匹もひきとられ、2匹になりました。
砂場もおき、上手に砂浴びをします。

姫ウズラのかわいさに、利用者さんたちも笑顔♪

利用者さんたちも抱っこして、笑顔です。
姫ウズラは成長してもスズメより大きいくらいです。また、5メートルくらいは飛びます。飛び回る、というところまではいかないのですが。

今度は卵をそろそろ産むはずなので、それが最近の楽しみになっています。
卵、またふ卵器で孵化させたいなぁ。

気になる方、たいわまで見に来てくださいね。

記事監修
デイホーム土屋たいわ(宮城県黒川郡大和町)
管理者 織田由加
介護支援専門員/介護福祉士/保育士/社会福祉主事

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