『デイホーム土屋たいわ BLOG』10月のレクリエーションをご紹介!

『デイホーム土屋たいわ』の10月のレクリエーションをご紹介!!

皆さまおはこんばんちわ〜支援スタッフの七尾です!
10月になり暑さも引いて涼しい日が増えてきました。
朝夕は少し肌寒い感じも!秋を感じますね☺️

それはそうと秋といえばズバリ!なにが思い浮かびますか?
スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋等々いろいろ言われますよね。
考えてみると暑いとも寒いともいわない正に丁度いい気温だと何をするにも適してる、という事でしょうか。

たいわでもそんな秋にちなんだ活動を取り入れました!!
と言いつついつもの食べてばかりのたいわだったりして…
まあ!いってみましょー!!

芋掘り&落花生取り 〜いただきますまで〜

秋といえば、サツマイモ!!
春に蒔いた種たちが掘り起こされる日がやってまいりました!

前日に雨がぱらぱらと降って土が柔らかくなったタイミングを狙って、いざ。
きれいな紫色が見えてきましたよ!
しっかりと育ってくれていました😊

また時を同じく春に蒔いてた落花生もサツマイモに続いて収穫の日を迎えました!
私七尾は落花生を植えたのは初めてだったもので知らなかったのですが、落花生は土の下から引っこ抜いて取るんだそうです!

根っこのとこに馴染みのある落花生が芋のようにくっついてるんですね。
そして引っこ抜いてすぐは生の状態だから殻もふにゃふにゃ柔らかい!

調べたら塩茹でで食べられるようで希望ある利用者様と試しに食べてみる事に。
食べなれない不思議な食感にみんなキョトン😶

「…でもこれはこれで美味しいかも」笑

そして調理編へ!

サツマイモを掘ったらまず思いついたのは焼き芋!
という事で駐車場を広く使って焼き芋をしました。

火起こし担当と調理担当に利用者様もそれぞれ分かれて作業しました。
炭に火を起こして掘ってきて芋をよく洗ったら新聞紙で包んでその上からアルミで包んで準備はOK!

炭火の中に芋を入れてみんなでじっと待ちます。
退屈しないように途中マシュマロを串焼きにして食べたりしました。
待つ事数十分、試しに開けてみる事に…ドキドキの瞬間です。

箸を刺して、ススー!
食べてみてもホクホク!焼き上がっていました!
甘さもあって美味しいサツマイモになってました!やったね!

調理編Part2

今度は落花生料理!
生の落花生は掘ったこの時期にしか食べられない旬のもの。馴染みのないものの調べていくとどうやら茹でるのが美味しいようでした。

しっかり茹でると甘味が出て食感はホクホクとしつつ枝豆のようになるとか。
ただそれだけではまた微妙な反応になるかも…と悩んでいるとひらめきました。

「ピーナツバターにすればいい!」

以前も枝豆から宮城の郷土料理「ずんだ」を作りましたが、容量はそれと似たようなもの。
利用者様たちもノウハウがあると思って思いつきでやってみました。

まずは大量の落花生を洗います。泥がなかなか落ちないですがここは念入りに洗います。
洗い終わったら次は塩茹で。殻ごと入れて少し長めに茹でます。

茹で終わったらここからが本番。落花生の殻を外し、豆の薄皮を剥きます。
この作業が地味で根性いるのです。

ずんだの時も同じ作業がありましたがみなさん集中して取り組むんですよねすごい。

さて薄皮剥きが終わったらあとは楽しい作業です!もうすぐです!

ミキサーに落花生と少量のお湯と砂糖、それから溶かしたバターを入れます。

《 分量 》

  • 薄皮を剥いた状態の豆で250g
  • 砂糖が半分くらいの100g
  • バターはお好みですが今回は50g
  • お湯は30cc程

そして箸で都度かき混ぜながらミキサーにかけて完成!!!
すこし粒感のあるピーナツバターになりましたが大好評!

ホットケーキに塗ったり用途もさまざま!思いつきでやった割にはうまくいって2回もやってしまいました笑

自分たちで土を耕して種を蒔いて水をやって収穫して食べてと、命を頂くことのありがたみを食べるたび感じますね。

芋煮会

皆さまは「芋煮会」をご存知ですか?

主に山形や宮城を中心とした東北地方で秋の時期に行われる行事です。
大鍋に具材を入れて煮込んでみんなで食べるのがこれまた楽しいんです。

入れる具材や汁のベースの味付けは地方によって違うのが有名ですね。
山形は醤油ベースに牛肉、宮城は味噌ベースに豚肉と言われています。

今回は宮城流の豚肉×味噌で作っていきました。

またまた食べるものかい!と思った人もいるでしょう。
そうなんです!今回は食欲の秋特集です!
よろしくお願いします!😅

さて、芋煮に戻りまして。
裏の畑にすこーし里芋も植えていたのでそれも掘り起こしていざ調理開始!

プラスで他の具材も買ってきたのでそれらを食べやすい大きさに切っていきます。
普段包丁を触らない利用者様たちもスタッフと一緒に具材を切ったりしました。

そうして準備ができたら大鍋に放り込んでグツグツ
良い香りがしてきました。完成です!

普段ご飯を食べてるフロアとは別の場所へ移動して更に新鮮味を出して食べました。

栗ご飯のおにぎり

秋の味覚といえば「栗」!
拾ってきた栗を使ってなにか作れないかと考え、栗ご飯にする事に。

ちょうどその時期に土屋でおにぎり企画をやっていたので皆んなで握って投稿しました。
栗の量が少なく貴重な味となりました。

柿を〇〇して食べた

お世話になってる方からご厚意で頂いた‘‘柿’’
甘柿だからそのまま食べてみてくれと言われて、食べてみると…ん?渋い…?

渋柿とまでは言わずとも甘柿と言われたら少し捻ってしまう味。
どうにかして食べようと思い、渋抜きの焼酎漬けにして食べる事に。

まずは柿をよく洗って磨く作業です。木から取った柿を拭くとツヤが出てとても美味しく映ります。がまだまだ食べてはいけません。

磨き終わったらヘタの部分をちょいっと焼酎に漬けて並べていきます。
渋が抜けてあまーくなるまでに3週間かかるそうです。

カレンダーに「柿の日」を印つけて待つ事3週間。
ついにその時がやってきました。

パッとみた感じは少し色が濃くなったかな?程度
触ってみると、うん柔らかい!成功の予感!

パクッ…甘い!
渋みを抜けて甘くなっていました!大成功で良かったです。

お出かけ

残暑も過ぎて冬に入る前のポカポカ暖かかったり涼しかったりと過ごしやすい季節はやっぱり外で過ごしたい!
ということで近くの昭和万葉の森までお出かけに行きました。

1人足腰があまり良くない方がいるのですが20代の若い利用者さんが車椅子を押して歩いてくれました。世代を超えて交流があるところはたいわの良いところかもしれません。

昭和万葉の森は昭和天皇にちなんだ植樹がされている様々な植物が存在している森なのですが、そうなだけあって広い。

たくさん歩いて散策しましたが私が1番思い出になったのは、傾斜10°はあろう坂を車椅子を押して登ったこと。
森なのでまあどこに行っても坂だらけ(下見が不足していました笑)でしたが、「こっつさいぐ」と利用者さんに言われたら登るしかないですよええ。

登ってみたらだいぶ長くておそらく100mはあっただろうなと。軽い筋トレでしたね。
登り切ったら東屋みたいなのがあってそこで風を浴びながら一休み。

歩いて登った利用者さんも息が上がっててそういうつもりでは無かったですがいい運動になりました。

まとめ

今年は残暑からの冬入りがはやくて過ごしやすい気候の秋が短かったなという印象(執筆時点でもう冬)

なんとか秋を感じてもらおうと考えたものが少しでも響いてると嬉しいなと思いますね。
まあ大抵食べてましたけど笑

食を通じて学ぶことは生きる上で大切ですから、結果良しとしましょう。
食べる事は生きる事!

ここまで読んでいただきありがとうございました!
またお会いしましょう〜!

記事監修
デイホーム土屋たいわ(宮城県黒川郡大和町)
介護員/支援員 七尾綾人
介護福祉士

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