『デイホーム土屋たいわ』6月のレクリエーション内容をご紹介!
デイホーム土屋たいわです! 6月の活動を振りかえりながら、レクリェーション等をご紹介していきたいと思います。
さて、6月…。
実はデイホーム土屋たいわ、初の大きな行事がありました。 それは、「支援学校の実習生さんの受け入れ」です。
デイホーム土屋たいわは、介護保険を母体にした、共生型の施設です。 高齢者の「デイサービス」、障害がある方の「生活介護」、児童が利用できる「放課後等デイサービス」の3つのサービスを提供しています。 今回は、3つのサービスのうちの一つ、「生活介護」の体験実習の受け入れです。
支援学校の生徒さんは、卒業後、それぞれの進路を決めなければいけません。 その進路先の一つとして、「生活介護」をご利用したい生徒さんが、2日間の実習を体験します。 6月だけで、2つの支援学校から6名の実習生さんを受け入れました。 6月の活動は、支援学校の生徒さんも楽しめるレクリェーションを展開しましたので、ご紹介しますね。
支援学校の生徒さんも楽しめるレクリェーション
体を動かすゲーム
- まとあて
- 輪投げ
- ボッチャ
- パターゴルフ
感覚遊び
- チューブ遊び
- 棒倒し
制作活動
- はがき作り
- 折染め
- うちわ作り
- ノート作り
- 七夕飾り
アロマセラピー
ハンドクリーム作り
頭脳系ゲーム
〇✖クイズ
おやつ作り
- メントスサイダー
- カラフル寒天
- フルーツゼリー
- フルーチェ
- プリン
畑
枝豆の苗植え
レクリェーション具体例
いくつかレクリェーションをご紹介させていただきますね。
ボッチャ
ボッチャは、パラリンピックの正式種目です。
程よい重さのボールです。 赤チームと青チームに分かれます。
白・青・赤のボールを使うのですが、白は ジャックボールと言います。
白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、白いジャックボールに近づいたチームが勝ちです。
先生とスタッフはハンディをつけて、聞き手と反対側で投げたり、後ろ向きで投げたりしました。実習生さんや利用者さんで投げるのが難しい人でも、車いすに乗ったまま、ボールをポトリと落とすだけでも参加できます。
チーム対抗戦で、盛り上がりました。
チューブ遊び
100均で売っている”ポップチューブ”を使います。
この”ポップチューブ”は、ひっぱると「ボボボボボーン」と音がして、なんとも気持ちがいいのです。
一人で引っ張ったり、二人で、つなげて引っ張ったりみたり。
中にビー玉を入れて転がして遊びました。
最後はポップチューブを全部つなげて円にしました。中にビー玉を入れて、つないだポップチューブをもって、中のビー玉を右回りに動かしたり、左回りに動かしたりしました。
車椅子の方や運動への参加が難しい方でも楽しめる感覚遊びです。
棒倒し
お手玉を集めて、真ん中に割りばしを一本挿します。 順番に一人一つずつ、お手玉を取ります。 割りばしが倒れてしまったら、負けです。
単純ですが、誰でも楽しめるので、少し時間が空いたときなどはこのゲームをしています。
はがき作り
支援学校でも行っているはがき作り。
牛乳パックをはがして、ミキサーにかけて・・・というのは良く聞きますが、デイホーム土屋たいわのはがき作りは超簡単。 ペットボトルにトイレットペーパーをちぎって、水を入れて振るだけ。 フォトフレームの外側に網戸の下地を貼って作った紙漉き機に、ペットボトルの中で溶けたトイレットペーパーを流し入れます。 途中、ちぎった千代紙も挟み込み、流し入れたら、ぎゅっと押して水を切ったら、はがし、窓に貼って乾かすだけ。 面倒な準備も後片付けもほぼ不要ですし、次の日には乾きます。 いろんな紙漉きを試して、もっとも簡単にできるのがこの方法でした。 仕上がりは牛乳パックで作った紙漉きとあまり変わりなく、キレイにできますよ。
メントスサイダー
あんまり頻繁に行うと、慣れてしまうので、忘れた頃におやつとして登場。 その度に「おお~っ!!」とみんな声を上げてしまいます。
《 材料 》
- 500mlのサイダー
- メントス
- フルーツ(生のバナナ、イチゴ、冷凍フルーツ、缶詰等)
- 寒天など(なくても良い)
- 500mlのサイダーはラベルをはずして洗っておきます。
- 大き目のボールにサイダーを置き、周りにフルーツや寒天などを置きます。
- 「サン・ニー・イチ」の掛け声で、サイダーにメントスを3粒くらい入れます。
- すると、噴水のようにシュワーッとサイダーがあふれ出します。
- フルーツポンチとして召し上がれ。
〇✖クイズ
最後に〇✖クイズを紹介します。
最近は100均に「マルバツブザー」というものが売っております。 それを使って、〇✖クイズをしました。 〇か✖か、という単純なゲームですが、「ピンポーン!」とか「ブッブー」と音が出るだけで、盛り上がるものです。 盛り上がりすぎて、〇✖クイズをした後は、声がガラガラになるスタッフが続出します。 いったいどんな問題が出ているのやら。 こちらは脳トレにもなりますね。
まとめ
ご高齢の方も、先生も、支援学校の生徒さんも、20代、50代の利用者さんもスタッフも、みんなで盛り上がった6月。
とってもあわただしく忙しかったけれども、とても充実した日々でした。
ご高齢の方が、実習生さんを可愛がってくださっている姿が本当に微笑ましく、一緒に活動に参加されて楽しんでいる姿を拝見して、なんだか胸が熱くなりました。 また、支援学校の先生から、『「たいわはなんか楽しいらしいよ。」と聞き、楽しみにしていました!』と伺い、本当にうれしく、日ごろの疲れもどこかに吹っ飛んでしまいました。 実習受け入れ後、「活動のテンポがよかったです。利用者さんや実習生が何もしないで待つ、という時間がありませんでした。かといって、誰かをおいてけぼりにすることなく、みんなが活動に楽しんで参加できたと思います。」ととてもありがたい評価をいただきました。 これからも地域に開かれた施設でありたいですし、児童から高齢者まで通えるデイサービスとして、スタッフ一同誇りをもってこれからも頑張っていきたいと思います。 デイホーム土屋たいわを実習先として選んでいただいたということも、本当に感謝しかありません。 実習生としてお越しいただいた皆様、保護者の皆様、そして、先生方、本当にありがとうございました。 来年、利用者さんとしてお越しいただけたらいいなぁ。ぜひまたお会いしましょうね!
記事監修
デイホーム土屋たいわ(宮城県黒川郡大和町)
管理者 織田由加
介護支援専門員/介護福祉士/保育士/社会福祉主事