第2回『落合地区民生委員・ケアマネージャー交流会』がデイホーム土屋たいわを会場に開催されました。

第2回『落合地区民生委員・ケアマネージャー交流会』がデイホーム土屋たいわを会場に開催されました。

第1回『落合地区民生委員・ケアマネージャー交流会』が令和5年10月13日(金)に開催されました。

きっかけは、大和町地域包括支援センターの所長さんとデイホーム土屋たいわがある落合地区担当の職員さんが当デイサービスを見学しに来てくれたことがきっかけでした。

当デイサービスは、普段利用者さんが過ごしているフロアに民間の古いおうちがつながったような作りをしています。

裏には元田んぼの大きな畑があります。

当時は利用者数が少なく、お部屋を持て余してたところもあり、このスペースで何かできないか、とご相談させていただきました。

また、デイホーム土屋たいわは共生型デイサービスになりますが、共生型デイサービスは、地域貢献をしていく義務があり、当デイサービスが地域のためにできることは何だろう？と考えていた時でもありました。

大和町地域包括支援センターさんより「せっかくのこの場所があるんだから、一緒になにかやりましょう。

例えば、民生委員さんとケアマネージャーさんとの交流会とかはこの雰囲気にあっているんじゃないですか？」という提案を受け、その場にいたみんなが、「それいいね！ぜひやろう！！」と心を一つにした覚えがあります

それが口だけの約束にならないのが、大和町という地域のすごいところ。

本当に、デイホーム土屋たいわを会場に、『落合地区民生委員・ケアマネージャー交流会』が令和5年10月に開催されました。

その時の話し合いがきっかけで、『上下合同サロン企画協議会』が発足され、『上下合同サロン』という地域イベントが開催されました。

『上下合同サロン』は、地域の区長さん方が主催となり、

民生委員さん、各区のボランティアさん、保健推進員さん、社会福祉協議会、大和町地域包括支援センター、そしてデイホーム土屋たいわが協力し、

上桧和田地区、下桧和田地区在住の75歳以上の方に楽しんでもらうイベントでした。

・第2回『上下合同サロン』の様子

▸第2回『落合地区民生委員・ケアマネージャー交流会』を開催

そして、今回は、第2回の『落合地区民生委員・ケアマネージャー交流会』を開催することになりました。

この度も大和町地域支援センターよりお声がけいただき、「今回は『虐待』という重いテーマを扱うので、すこしでも明るい雰囲気で話し合いたい」というご要望があり、

今回も当デイサービス 『デイホーム土屋たいわ』を会場に開催することとなりました。

• 日時：令和7年1月10日（金）10：00－11：30
• 対象：大和町落合地区の方を担当して下さっている居宅介護支援事業所、民生委員

当日は、今年1番の寒気が入り込み、積雪と路面凍結という悪条件となってしまいました。
そのため、グループワークは6グループを計画しておりましたが、5グループと縮小して行いました。

それでも30名ほどの方が悪天候の中、デイホーム土屋たいわにお越しいただきました。

初めに、大和町福祉課と大和町地域包括支援センターより大和町の虐待の現状をお話しいただき、その後はグループワークにて虐待について話し合いました。

グループワークは、民生委員さん、ケアマネージャーさん、社会福祉協議会、大和町福祉課、地域包括支援センター、デイホーム土屋たいわによりグループ構成され、話し合われました。

どのグループも事例、経験談を含めた活発な話し合いがありましたが、共通していたのは、「家族の負担を何とか取り除いてあげたい。」という思いだったのではないかと思います。

「余裕がない時は、どうしても本人にキツくあったってしまう。

そして、その余裕がない時は、周りにヘルプを出すことができない。

そのことに気づいてあげたり、福祉サービスへつなげたい。」というお話が聞かれました。

また、行政からは「虐待通報をされた時、その後の『指導』までは考えなくてよいので、まずは相談だと思って、行政に連絡してほしい。」というお話を伺いました。

▸交流会を通しての感想

『民生委員・ケアマネージャー交流会』の感想としては、

地域連携はとても大切だが、なかなか顔の見える関係にはならない。

今回、このように顔を突き合わせて話し合えたのは、いざという時に本当に心強い。

といった意見や

自分の担当している地域でも「民生委員」との交流会を行ってみたい。

などといった感想が聞かれました。

最後に・・・

最後に、第1回『落合地区民生委員・ケアマネージャー交流会』がきっかけで行われた、

地域イベント『上下合同サロン』について、落合地区の民生委員さんとデイホーム土屋たいわより、事例として紹介させていただきました。

まずはやってみよう！とスタートした交流会やイベントが、第2回と繋がっていけたことは本当に喜ばしいことです。

継続していくことは大変なことですが、今後も地域の方と一緒に、地域のために貢献していきたいと思っております。

今後ともよろしくお願いいたします。