『デイホーム土屋 熊本』の制作レクリエーションのご紹介
皆さんこんにちは、今回はデイホーム土屋で取り組んだ玉ねぎの皮を使った草木染を紹介します。デイホーム土屋熊本の昼食は、全て手作りで玉ねぎの皮はよく出るんです。
『捨てる』なんてもったいないと考えた私たちは、何か使えることがないか考え、玉ねぎの皮を使った草木染に挑戦することにしました。
きれいな作品が完成しているので、ぜひ皆さんも一度試してみてはいかがでしょうか。
玉ねぎの皮を使った草木染
【準備するもの】
- 木綿のハンカチ
- 玉ねぎの皮
- 焼ミョウバン
- 牛乳
- 輪ゴム
- 排水溝ネット
【使用する道具】
- 鍋
- ボウル
- 菜箸
【作り方】
◆下準備◆
- ボウルに牛乳を入れ、染めたいハンカチをよく浸してください。
- そのまま絞って、よく乾かしてくださいね。
- 玉ねぎの皮はネットに入れます。玉ねぎの皮がこぼれないように上は輪ゴム等で縛って下さい。
◆染液作り◆
- 鍋にネットに入れた玉ねぎの皮を入れてネットが8割ほど浸るまで水を入れてください。
- 沸騰させます!沸騰後は弱火で、20分煮たらネット毎取り出してください。
茶色の染液が出来上がると思います。この時点で、きれいに染まるのか不安になったのは覚えています(笑)
◆模様づくり◆
①下準備した、布やハンカチを輪ゴムで絞っていきます。
この時に、輪ゴムをずらしながら模様を付けていくと、完成した時に面白い模様や、思いがけずきれいな模様が出来ますので、色々工夫してみてください。
②いざ、染色!!染液にハンカチを投入~♪
③ハンカチを投入したら、弱火で20分程煮ます。
④20分経ったら、ボウルにハンカチを取り出し、水洗いをします。
⑤水気を切ってください、この時点で玉ねぎの色がついていますがまだまだ、終わりではありません!
※草木染では鉄・銅・アルミニウム等を溶かした液(媒染液)に浸し、布に色を固定します。
◆媒染◆
①焼ミョウバンで媒染液を作ります。
ミョウバン大匙1+水1㍑(少量のお湯で溶かす)
その中に、ハンカチを投入し、時々返しながら約20分浸してくださいね。
すごい、見る見るうちにハンカチがきれいな山吹色になりました。これは出来上がりが楽しみです。
◆出来上がり◆
この後、しっかりと水洗いをしてくださいね。
輪ゴムも外します。
この輪ゴムを外す作業、とても固くしていたので、疲れました!
クライアントの皆様も「あら、なかなかとれんね~」と大苦戦・・・
細かい作業でしたので、指の運動になりました。
そして、出来上がった模様がこちら!!
個性的な模様が仕上がっています。「貴方の模様いいね」と会話が弾まれていました。
最後に、アイロンで仕上げをしてくださいました。
ちなみに、コーヒーでも染めることが出来ます。
淡い茶色になりました、こちらもかわいい作品が出来上がっていました。
今回は、クライアントの反応もよく、工程がたくさんあったので指先の刺激にもなりました。「よくこんな面白いこと考えたね、楽しかよー」「草木染は昔、したことあるたい」と色々な声が聞かれました。
皆さん早速、次のご利用時にハンカチとして持ってこられていました。
嬉しい限りです。
デイホーム土屋熊本では、皆さんと月の制作を考えて実行しています。
皆様からの「あれが作りたい、これ作ってみようか」の声に応えるべく、スタッフ一同どうしたらクライアントの皆様と一緒に素敵な思い出、作品が出来るか日々考えています。
毎月、とてもいい作品が出来上がっていますので、デイホーム土屋熊本に来られた際には、玄関先の展示スペースにもお立ち寄りください。
それではまた、次回の更新まで。