デイサービスってどんな施設?デイサービスの特徴と目的を徹底解説!

デイサービスは、通所型に分類される介護サービスの1つです。

要介護と認定されたクライアントが施設に入所したり、またクライアントの自宅にアテンダントが訪問したりするのではなく、クライアントが施設に通って日中の5〜7時間程度を過ごすための施設です。

基本的には施設の送迎車によって自宅までの送り迎えが提供され、昼食も施設で食べることができますので、クライアントや家族にとっても負担が少ない介護サービスとして人気です。

今回はデイサービスについて、その特徴や施設の目的などを改めて解説していきます。

またデイホーム土屋では、実際に日本全国でデイサービスの施設を運営し、質の高い介護サービスを提供しています。

デイサービスで働いてみたいとお考えの方、デイサービスへの転職が気になっている方は、お気軽にお問合せください。

目次

デイサービスの特徴

デイサービスは先ほどご紹介した通り、自宅で暮らすクライアントを送迎車で送り迎えして、日中を施設で過ごしていただくサービスとなっています。

要介護1以上と認定された方であれば通うことができ、季節のイベントや脳トレ、簡単な体操などをして過ごしたり、必要に応じて入浴介助などのケアも受けることが可能となっています。

健康に配慮した昼食がサービスに含まれている施設が多く、他のクライアントやアテンダントと一緒に食卓を囲むことで、栄養バランスの観点からはもちろんのこと、精神的にもリフレッシュできるという特徴があります。

デイサービスの目的

デイサービスは1979年のデイサービス事業開始から提供が始まった介護保険サービスで、現在では日本各地で質の高いデイサービスを利用できる環境に近づきつつあります。

日本におけるデイサービスは、どのような目的で介護サービスを提供しているのでしょうか。

デイサービスの目的①クライアントの自立をサポート

デイサービスの最も大きな目的は、自宅で暮らすクライアントが今後もその生活を継続できるようにサポートすることです。

要介護と認定されてたクライアントであっても自宅での生活を続けられるように、生活機能の維持もしくは向上を目指して、必要な日常生活の介助や機能訓練を提供することが、デイサービスの意義といえます。

そのためデイサービスでは1人以上の機能訓練指導員を配置し、クライアントが必要としている生活動作の練習をサポートします。

機能訓練指導員としてみとめられるのは、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護職員・柔道整復師・あんまマッサージ指圧師の資格保持者です。

クライアント一人ひとりの身体の状態に合わせて、入浴や調理、排せつに関する動作などを練習して、身体機能の維持と獲得を目的としています。

身体機能が維持したり向上することによって要介護度の進行をゆるやかに抑制し、自宅での生活を少しでも長く継続できるように介助していきます。

デイサービスの目的②孤独感を防ぐ

要介護と診断される状態は、身体機能の衰えなどによって日常生活に影響が出始めている状態です。

特に歩行や姿勢の保持に難しさを感じていたり、もの忘れ症状などが気になり始めたクライアントは、自信がもてなくなり、自宅に閉じこもりがちになる傾向にあります。

自宅で静かに生活をしていると、言語や認知機能にも低下が見られるようになるほか、気分が落ち込んで内向的になりがちです。

そのため週に数回デイサービスを訪れ、他のクライアントやアテンダントとコミュニケーションを取ると、気分転換やリフレッシュの効果を感じて気分が前向きになる効果が期待できます。

また地域の一員としての実感も生まれ、毎日の生活に張り合いがでると感じるクライアントも多く、気分転換の目的からデイサービスを利用する方も多くいらっしゃいます。

デイサービスの目的③家族の負担軽減

デイサービスは送迎がある介護サービスで、朝9時頃に通所してから16時頃までデイサービスで過ごすことができます。

特に家族が在宅で介護を担当している場合、日中の7時間程度はクライアントが家から離れることになり、家族にとって束の間の介護から解放される時間になります。

家族が仕事をしたりリフレッシュをしたりと、日中の時間を有効活用することができるという点も、デイサービスの目的の一つといえます。

デイサービスの目的④健康管理

デイサービスが提供するサービスは、健康管理の目的からも大きな意義があります。

まずデイサービスでは、昼食が提供されることが一般的です。

高齢者の健康に配慮され、施設ごとにこだわりがつまった昼食を食べることで、自宅での生活で不足しがちな栄養素をバランスよく補給することができます。

またデイサービスには看護師もしくは准看護師が1名以上配置されていますので、通所の度にバイタルチェックや健康状態の確認が行われます。

健康に関する小さな異変にも気づきやすく、基本的には自宅で自立した生活を送っているクライアントにとっても、定期的に健康状態を確認することができる憩いの場といえます。

デイサービスの目的を正しく理解して、安心のサービスを提供しよう

デイサービスの特徴と目的についてご説明いたしました。

デイサービスは自宅で生活を送っているクライアントに対し、身体機能の維持を中心とした様々な目的に合わせて日中の介護サービスを提供しています。

クライアントにとってデイサービスを利用する一番の目的は様々ですが、デイホーム土屋ではなによりも、デイサービスを「第二の我が家」と思っていただけるような雰囲気作りを中心に、介護保険サービスを提供しています。

クライアントがデイサービスを必要としている目的を正しく理解して、一人ひとりに合わせた介護を人情味あふれる施設のなかで提供することで、在宅生活の支えになればと考えているからです。

この記事を読んでデイサービスで働いてみたくなった方や、介護業界への転職が気になった方は、どうぞお気軽に日本全国のデイホーム土屋までご相談いただければと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次