介護施設の費用は高い!?デイサービスの費用と併せて、介護費用の相場をチェック!

高齢や認知症を理由に介護サービスを利用していくなかで、年齢を重ねたり認知症の症状が進行したりすると検討したいのが、介護施設への入所です。

介護施設への入所は、独居や高齢の夫婦のみで暮している世帯にとっては24時間365日の見守り体制に安心することができますし、家族と暮している世帯では恒常的な在宅介護から解放されるというメリットがあります。

しかしながら、介護施設への入所を検討する際に気になってくるポイントの一つが「介護施設の費用は高いのでは?」という疑問です。

今回の記事では入所型の介護サービスである介護施設の費用が高いという噂について、通所型介護サービスの代表格であるデイサービスと比較しながらご紹介していきます。

介護施設の利用を検討中の方や、まずはデイサービスから介護サービスを利用したいという方に分かりやすい内容となっていますので、どうぞ最後までご覧ください。

目次

そもそも介護施設って、どんなところなの?

介護施設はクライアントが自宅から離れて入所し、24時間の見守り体制の下で介護サービスを受けながら暮らすことができる施設です。

介護保険制度において「施設サービス」に分類される介護サービスで、特別養護老人ホーム・老人保健施設・介護医療院の3種類と、2023年度に廃止となる介護療養型医療施設が該当します。

介護施設の費用は高い?

3種類の介護施設の費用が高いという噂の真相は本当なのでしょうか。

それぞれの介護施設の平均的な費用を確認してみましょう。

特別養護老人ホームの費用

特別養護老人ホームは、原則として要介護3以上のクライアントが入所することのできる施設です。

恒常的な介護を必要としているものの、自宅で必要量の介護を十分に受給することができないクライアントを利用対象としており、終身にわたっての利用も認められています。

所得や資産に応じた負担軽減制度が設けられていますので、比較的家計への負担が少なく恒常的な介護を受けられることから非常に人気が高く、多くの入所希望者が待機している状態が続いています。

費用の目安としては、入居一時金は0円、月額の利用料は8万円〜15万程度となっています。

老人保健施設の費用

老人保健施設は、持病やケガなどで長期にわたって入院生活を送ったのち、退院後にいきなり自宅に帰宅して生活を送ることに不安を感じているクライアントに対して、リハビリを中心とした滞在を提供している介護施設です。

要介護1以上のクライアントを対象にしていますが、あくまで病院と自宅の中間地点としての介護施設に該当しますので、特別養護老人ホームのように、住まいとして終身にわたって利用することはできません。

老人保健施設はクライアントの介護度・入居する居室のタイプ・世帯所得および預貯金額によって費用が算出されます。

費用の目安としては、入居一時金は0円、月額の利用料は8万円〜15万程度となっています。

介護医療院の費用

介護医療院は2018年度に運用が始まった、比較的新しいタイプの介護施設です。

従来の介護療養型医療施設に代わる施設として創設され、特に重篤な身体の疾患や身体合併症で日常生活に困りごとを抱えている認知症のクライアントを対象にしています。

そのため介護保険が適用されているものの、病院に入院している場合に近い状態で過ごすことができる介護施設で、入居者のほとんどは病院からの転院となっており、終末期ケアも可能です。

介護医療院はⅠ型介護医療院とⅡ型介護医療院に分類され、クライアントの容態によって入所できる施設が異なります。

費用の目安としては、入居一時金は0円、月額の利用料は8万円〜15万程度です。。

介護施設とは全く異なる、デイサービス

一方のデイサービスは介護施設とは違い、通所型と呼ばれる介護サービスです。

クライアントは自宅に住みながら、平日の日中にデイサービスに通います。

デイサービスでは基本的にどの施設においても送迎・昼食・おやつの提供があり、その他にも各事業所が趣向を凝らして、脳トレや軽い体操などのレクリエーション・家庭菜園・季節の制作活動・遠足などのアクティビティーを提供しています。

事業所の体制が整っている場合、施設の入浴設備を活用した入浴の介助、口腔機能や身体機能の向上を目的とした機能向上訓練などの介護サービスを利用することも可能です。

デイサービスの費用

デイサービスの費用は、利用時間とクライアントの介護度など様々な要因によって細かく介護報酬が算出されます。

また介護保険の適用にならない食事代や、施設によっては備品購入費なども考慮すると、デイサービスを利用するにあたって必要な費用は、1回あたり1,000円〜2,000円程度です。

デイサービスは毎日利用することも可能ですが、介護保険の上限を超えて利用した部分に関しては全額自己負担となっています。

特にデイサービス以外にも訪問介護や訪問入浴などの介護サービスを利用している場合は、合算での計算となります。

介護保険適用の上限金額に関しては、意識しておくと良いでしょう。

デイサービスと比較して、介護施設の費用は高いの?

デイサービスの費用が1回あたり1,000円〜2,000円程度とご紹介しましたが、これは介護施設の費用と比較して安いのでしょうか。

例えば特別養護老人ホームに入所し、月々の支払いが15万円であると仮定してみましょう。

ひと月を30日と考えると、特別養護老人ホームの費用は1日あたり5,000円程度です。

デイサービスと比較すると倍以上の金額ではありますが、デイサービスはあくまで平日の日中に8時間程度の利用による料金となっています。

またデイサービスで提供されるのは、昼食とおやつです。

特別養護老人ホームであれば朝食と夕食の提供も含まれており、24時間体制で介護サービスを利用することが可能ですので、費用が特に高いとはいえません。

クライアントの状態に応じて、介護施設あるいはデイサービスのどちらが必要かを見極め、適切にサービスを利用していきましょう。

介護施設の費用。デイサービスと比較しても、特段に高いわけではありません!

介護施設の費用を中心に、デイサービスとどちらが費用が高いのかについてご紹介いたしました。

介護施設は誰でも入所できるわけではなく、基本的には入所待機が必要なサービスになります。

しかしながらデイサービスと比較して費用が特別に高いということはなく、家計への負担を抑えながら、恒常的な介護サービスの利用をすることが可能です。

単身や夫婦のみの世帯で暮らすクライアントはもちろんのこと、クライアントに対する24時間体制の介護を継続することが難しいと感じている家族の方は、一度デイサービスと介護施設の利用について、担当のケアマネージャーに相談してみるとよいでしょう。

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