デイサービスのサービス提供時間とは?デイサービスの働きやすさを徹底解説。

介護職への転職を考えている方の中には「デイサービスは残業時間が短いからおすすめだよ」という話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

介護業界は全体的に残業時間が短い業界ではありますが、その中でも特にデイサービスは残業の少ない職場として有名です。

デイサービスの残業時間が少ない理由は、介護サービスの提供時間が固定されていることによるものです。

残業時間が少ないことから、子育て中で勤務時間を伸ばすことができない方や、プライベートの時間も充実させたい方にとって、デイサービスの職場はぴったりだといえます。

今回はデイサービスのサービス提供時間から読み解く、残業時間の少なさについて解説してまいります。

デイサービスの働きやすさや残業時間の少なさが気になっている方は必見です。

目次

デイサービスは、介護サービスの提供時間が固定制

デイサービスは、要介護の認定を受けながらも、自宅やなじみのある地域での生活を継続している方に向けた介護サービスです。

地域に暮らすクライアントが負担なく介護サービスを受けられるように、デイサービスを運営する施設側が送迎車両を手配して、クライアントの送り迎えを担います。

そのため送迎車の運行時間に合わせて介護サービスの提供時間が決められており、残業等が発生しにくい職場といえます。

デイサービスの具体的な営業時間

オーソドックスなスタイルのデイサービスでは、最も長い場合でも9時から17時までのサービス提供時間であることが一般的です。

また介護保険制度によって、デイサービスのサービス提供時間は3時間以上から、そして9時間未満までと提供できる時間が決まっているからです。

なおサービスの提供時間には、送迎にかかる時間は含まれません。

デイサービスの中でも機能訓練に特化した通所介護を提供している施設では、さらにサービスの提供時間は短くなります。

このようなデイサービスは「地域密着機能訓練特化型」と呼ばれています。

機能訓練に特化したデイサービスでは、医師の指導はありませんが、機能訓練指導員としての資格をもつスタッフが、クライアントの身体機能の維持を目的として、簡単な体操や運動を指導します。

昼食の時間はなく、クライアントは午前中の3時間程度のみ又は午後の3時間程度のみの利用となるのが基本の形です。

デイサービスの時間は、柔軟に変更可能

クライアントによっては「最初は2時間程度から通い始めて、徐々に利用時間を伸ばしたい」という要望をもっている方や、「いきなり大勢の人と過ごすことは不安」と感じる方もいらっしゃいます。

また「入浴介助はお願いしたいけれど、それ以外のレクリエーションなどは必要ない」という方や、「家族が不在にする短時間だけ利用したい」という事情がある方もおられます。

このような場合のデイサービス利用も認められていますが、施設の定員に空きがあること、そして施設側が指定した時間以外の送迎は家族等が対応することなどの条件があります。

デイサービスのタイムスケジュール

デイサービスに勤務すると、どのようなタイムスケジュールで働くことになるのでしょうか。

一般的な時間ごとの動き方は以下の通りです。

8:45 スタッフ同士での朝礼。送迎車出発 
9:45 クライアントがデイサービスに到着
10:00 バイタルチェック・ラジオ体操
11:00 自由時間(必要な方は入浴)
12:00 昼食
13:00 レクリエーション(季節によって遠足などの場合もあり)
15:00 おやつ
16:30 送迎車出発。清掃と翌日の準備。

基本的にデイサービスではクライアントの送迎時間が決まっていますので、大きく時間のずれが生じることのないようなタイムスケジュールになっています。

利用時間の延長ができるデイサービスは、人員や設備が一定の基準を満たしていて、延長加算が適用される施設に限られます。

デイサービスの残業時間

デイサービスではクライアントが送迎車に乗って帰宅した後に、清掃や翌日のミーティングの時間が設けられています。

翌日以降の準備に問題がある場合は多少の残業時間が発生することもありますが全国9ヵ所でデイサービスを運営しているデイホーム土屋では、ほとんど残業時間はありません。

また一部の宿泊機能を備えたデイサービスでない限り、夜勤や夜間呼び出し等のトラブルはめったに発生しません。

そのため「子育てと両立しやすい」「プライベートの時間を充実させやすい」と、時間的な側面からデイサービスでの勤務を希望するアテンダントも非常に多いです。

緊急時は残業が発生することも

ただしデイサービスであっても、介護サービスの提供中に不測の事態(クライアントのケガや発病など)が起こった場合は、緊急的に残業時間が発生する可能性もあります。

デイホーム土屋では不測の事態においては社員が対応したり、時短勤務を希望している方には負担がないように配慮したりする体制を整えています。

実際に勤務を希望する施設のレギュレーションをよく確認しておくと安心です。

デイサービスの時間は施設によって違いアリ。事前にしっかりと問い合わせよう。

デイサービスが介護サービス提供時間内にどのようなサービスを提供しているのかを中心に、デイサービスの働きやすさと残業時間の関係についてご紹介いたしました。

デイサービスは施設ごとにタイムスケジュールが決まっていますが、クライアントの希望で時間を調整することや、機能訓練に特化した短時間のサービス提供を行うことも可能です。

ただしサービス時間外の勤務や24時間体制のサービス提供がないケースがほとんどですので、残業時間が発生しにくく、子育て中の方やプライベートを重視したい方にも働きやすい職場です。

実際に全国9か所でデイサービスを提供しているデイホーム土屋でも、時短勤務を希望していたり、残業に対して時間的な制約があったりするアテンダントが多数勤務しています。

「残業がない職場で働きたい」「短時間でも介護の仕事にふれてみたい」とお考えの方は、どうぞお気軽にデイホーム土屋までお問い合わせいただけたらと思います。

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